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リリマジ7


リリマジまでもう1週間を切りましたね。早いものです;
そろそろ告知をせねば!ということで連続更新を失礼致します。

今回は、なんとありがたい事に虎さまでも委託して頂ける予定でございます。
事前発注のお返事を頂けました!あああああよかった!ありがとうございます!(つ□T)

しかし……実はですね、諸事情により前回に比べて、あまり、部数を、刷って、おりません。

なので、どうなるかはまったくの未知数なのですが……うん。きっと大丈夫、だよ、ね。
今回もカバーイラストが凄いですよ!私見た瞬間ドキドキしましたもん!
そちらに関しましてはまた後日に;;


と、そんなこんなで始まりました、汐薙です。
最近セ●ンのもずくにハマっております。あれ超旨いですね!wwwww
あれを一度食べたら他のものじゃ物足りなくなっちゃうわ(*ノノ)←話がずれすぎてる


プレ版に関しましては、以前にこんな感じかも!というプレ版を上げさせて頂いたのですが、
出来上がったものが大幅に変わったので、もう正式にという事で!

冒頭数ページと、あとセリフをちょこっと抜き出してみました。



内容的には、原作をベースとし、
「もしも本編でプロジェクトFが完成する前に、管理局がフェイトの存在を発見していたら?」
ということを妄想して、パラレルの長編で仕上げてみました。
あくまでパラレルですので、ご了承下さいませ。

珍しく、なの×フェイです。なのはさんが頑張っております。


正式な告知は今しばらくお待ち下さいませ;すみません;

おまけはなんとか頑張っておりますが、つかない可能性の方が高いです;すみません;
そうしましたら後日、パスをかけましてサイトの方に後日談的な何かをあげたいな、と;



それでは、ご興味をお持ち頂けた方は、続きから宜しくお願いいたしますw


※ブログ掲載用に少し改行を変えてあります






海沿いの街である海鳴市。
様々な店が軒を連ねる商店街の一角で、私の両親は翠屋という喫茶店を経営していた。
マスターのお父さんと、パティシエのお母さん。お母さんの作るケーキはとてもおいしいと評判で、
放課後にもなると店内は学校帰りの学生さんでいつも満員だ。
お姉ちゃんやお兄ちゃんは学校から帰るといつもお店で働いていたし、
私もそれが当たり前のように、自分で手伝えることならなんでもしていた。

「なのは、ちょっといいかしら」

クリスマスを一週間前に控えた、その日。
朝からお父さんやお母さんはお店の準備が忙しく、
それはもちろんお姉ちゃんやお兄ちゃんも例外ではなかった。 

「うん、どうしたの? お母さん」

お皿を片していた手を止め、多分キッチンに居るであろうお母さんの元へと向かう。
すると、お母さんからメモを手渡された。
なんだろうと広げれば、そこにはいくつかの材料名が書かれていた。

「ごめんね、なのは。お母さんこの後すぐにお店に戻らなきゃいけないから……
 代わりにいつものお店にお使いに行って貰えるかしら?」
 
いつものお店とは、お母さんがお店の材料を買う時に行く所のことだ。
私もよくついて行っていたので、あそこの店長さんとは顔見知りだった。

「はーい」

コートを着て、お気に入りのマフラーと手袋をしてドアを開く。

「わぁ……」

昨晩からずっと降り続いていた雪は止んで、目の前の景色は全てが白銀に彩られていた。
ざくり、と。固まり始めた氷雪を踏みしめる音が聞こえる。
車に轢かれないように気をつけながらガードレール脇を歩けば、
視界の端には陽に照らされてきらきらと輝く海が広がっていた。
砂浜にはまだ白い雪が残っていて、海の青さが一層増している様に見える。

「にゃはは」

自然と笑みが零れた。雪が降ると、世界が綺麗だ。なんだかすっごく嬉しくなる。

『ホントなのはは変なところで子どもっぽいよね。でも、まだ九歳ならそれが普通なんだよねー』

なのはは普段、変に落ち着いてるからかな。なんてお姉ちゃんに言われたのを思い出した。

「むぅ」

止めていた足を進める。地面に敷かれ鏡のように輝いている雪はとても綺麗だけれど、
冬独特の冷えた空気はちょっとだけ肌に痛い。
ほっぺたを両手で包みながら息を吐き出すと、たゆたう吐息が白く色づいて目の前を流れていく。
そんな様子が面白くて、もう一度だけ息を大きく吐き出した。
大通りだというのに、朝の早い時間帯のせいか人通りは少なかった。何の音も聞こえてこない。
なんだか寂しくなって唇に音を乗せていると、自身の鼻歌に混じり、
それとは違う音が聞こえた気がした。 

「……?」

不思議に思って口を噤む。
ひゅう、と。か細い笛のような音を立てて啼く風と。そして。

――カー……、ン……。

辺りに、それとは違う甲高い音が響いた。もう一度耳を澄ませば、やはりそれが聞こえてくる。
研ぎ澄まされた剣同士が打ち合うような、音。 

――でも、どうしてこんなところで?

聞こえた方へ眼を凝らす。そこには何もなく、海の青と大地の白がどこまでも真っ直ぐな一線を描き、
交わらずに世界をはっきりと二分に断っていた。
先程と何ら変わらない光景。
じん、とした金属独特の冷たさを放つガードレールを支えに、身を乗り出してみる。
遠くの砂浜が、少しだけぶれて見えた気がした。

「……なんだろう?」

降り積もった雪に足を取られないように、砂浜へと続く坂になった路面を駆け下りていく。
冷えた空気を吸い込んで、肺が少しだけ痛んだ。
走っては身体を折って肩で息を吐く。それを何回か繰り返して、ようやくその砂浜に辿り着いた。

「……うーん」

見渡す限り何もない砂浜。けれど、やはり妙な違和感が拭えない。
まるで、ここには何もないと頭の中に直接何かが警告しているような気分だ。

「何か……ある、のかな?」

進まない足を無理やり進めると、一瞬身体全体に大きな圧力がかけられたのを感じた。
何かを通り抜けたような感触とともに目の前に広がったのは、ゆらゆらと揺らめきながら
空へと伸びていく黒煙。風に混じった、何かが焦げ付く様な匂い。
道路から見たときはこんなものは見えなかった。
これほど大きな煙ならば、どんなに遠くからでも分かるはずなのに。
煙を吸い込んで変色した雪が地面を黒く染め上げている。
足を進めるごとに黒と白が混じりあい、灰色の足跡が転々と続いていく。
吹きすさぶ風に目を細めると、そんな私の視界に、雪と煙以外のものが映りこんだ。

「わ……っ」

氷雪の上に横たわる、綺麗な長い金色の髪。
いつからそこにいたんだろう? 肩にはうっすらと雪が積もっている。
こんな場所だというのに両肩が露出され、覗いた白い肌は赤で濡れきっていた。
その赤が触れた雪をじんわりと溶かして溜まりを作っている。
とにかく尋常な血の量ではない。きっと物凄く大きな怪我だ。
慌てて駆け寄ると、華奢な肩は浅く呼吸を繰り返していた。

よかった、まだ生きてる!

「大丈夫ですか?」

瞑られていた瞼が、ゆるゆると開く。
まるで、流れ出たそれが染み込んだかのような深紅の瞳。

「……どうやって、ここに……?」


その瞬間。
決して出会うはずのなかった私達は、出会った。





【籠鳥恋雲 <プレ版> 】





「君には関係ない。任務の邪魔だから……放っておいてくれないかな」
「……っ、」


「……お礼。こんなことしか、出来ないけど」
「……ありがとう」

「……友達に、なりたいの」

「君の傍に、……居たいよ」

「……ッ」
「うぁ、あ、……やだ。……見ないで、なのは! お願い、見ないで!」

「違う、なのはだ! なのはなんだよ……っ」


「全ての始まりは、……プロジェクトFからだったんだ」


「なのはは、温かいね」
「……フェイトちゃんだって、温かいよ」


「……ずっと前から、好きだった」


「私は、きっとその為に生まれてきたんだよ」
「そんなこと、言わないでよ……」

「……なのはのえっち」
「ふぇ、ふぇいとちゃんだって!」

「ごめん、なのは。泣かないで? ……君が泣く必要なんて、どこにもないんだよ」
「……ごめ……、っ」

「私なんかのために、泣かなくてもいいんだよ?」


「――――ああああああああああ!」

「大丈夫。きっと帰るよ……君の元に」


「これ以上、アレに近づくな」
「それは、警告ですか。それとも命令ですか」


「どこまでフェイトちゃんを利用すれば気が済むんですか! あなたたちは!」


「なのはと、何か関係があるの?」
「……フェイトちゃん、あかん。落ち着いて」

「……なのはちゃん、どうして……」

「もー。そんな顔しないでよ、はやてちゃん」


「ねぇ、知ってる?」
「え、何を?」


「負けないから」

「……ぃと、…ちゃ……」


「どうしてこんなことが出来るんだ……!」


「そうか……もう、意識がないのだね」

「だから、……絶対に許しません」


「都合のいい話だということは、分かっている。局が君達にしたことは、謝っても謝りきれない。
けれど……局も、全ての人のためを思ってやったことだと、どうか覚えておいて欲しい」


「覚えてるかな? ……君と初めて出逢ったのも、こんな雪の日だったよね?」


「私達はただ、生きていたいだけなんだ」


お願いだ。それ以上のことは何も望まない。だから奪わないで。壊さないで。
お願い。どうか、お願いだから。

この恋を、終わらせないで。




「なのは」









【籠鳥恋雲】
========================
9/20 リリカルマジカル7発行予定。
新書版/252P  その他詳細は、今暫らくお待ち下さいませ;
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>ネレさん

今回は頑張ってみました!
書き下ろしの大変さが……身に染みて分かった一冊です←
その代わりむちゃくちゃ頑張りました!!ふふふ、今回の私も本気だぜ!(何

おおおおおお!リリマジいらっしゃれるんですね!wwwwwwwww
是非是非お会いしたいです!wwww テンション高かったらすみません(ヤメロ
無事に辿り着ける事を心よりお祈りしております(><)

当日はどうか宜しくお願い致しますっ!
WEB拍手
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プロフィール

汐薙

Author:汐薙
初めまして、汐薙と申します。
魔法少女リリカルなのはで活動中。

主な取り扱いカップリングは
フェイト×なのは
はやて×なのは です。

リンクフリーですので、貼るも剥がすもご自由にどうぞw
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