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思いつきでやってみた突発SS。

仕事中にネタが降って来たのでちょっとやってみました。
全く推敲してないんで駄文ですが……




==========

いつも気がつくと彼女ばかりを見ている

笑った顔が好き。
優しい声が好き。

全部全部、大好き。

――……私のだいすきな、ひと。

でも、彼女は私じゃない人が、大好き。


---【好きになってよ】----

キーンコーンカーンコーンと鐘の音が鳴り響く。

校門の前でこの音を聞くのはもう何度目になるんだろうか?
ふと校舎に掛かっている時計を見上げると、もうすぐ3時になろうかと
いうところだった。

私が先ほど出てきた校舎は、もうしんと静まり返っていたけれど、
こちらは今になってようやく帰宅する学生の姿で賑わい始めた。

……やっぱり今日はもう無理かな?

ため息を一つ吐いて。

もう帰ろう、そう思って足を踏み出したところで、
聞きなれたあの優しい声に名前を呼ばれた。

「フェイトちゃんも今帰りなの?」
「うん。」

じゃあ、一緒に帰ろっか?そう微笑まれて。
左手に持っていた鞄を右手で持ち直して、その手がこちらへと伸ばされた。

私よりも少しだけ大きいその手をぎゅっと握ると、
柔らかくて温かい肌のぬくもりに、かぁっと顔に熱が集まるのを感じた。

「フェイトちゃんの手、ちっちゃくて可愛いなぁ」

なんて言いながら、繋がれた私の手を細い指先で何度か撫でられて。
それがくすぐったくて、少しだけその手に力を入れると
くすくすと可笑しそうに笑うような声が頭上から聞こえてくる。

「子ども扱いしないでって言ってるのにっ」
「だって可愛いんだもん」

そういいながらも、なんだか嬉しそうな彼女に何も言い返せなくなって。
あぅ……と俯くと、ごめんね、とその頭を何度か柔らかく撫でられる。

……なんだか誤魔化されているような気がしなくもないけど。


はぁ、とまた一つ。

これではいけないと抗議しようと顔を上げたところで
見たくない顔まで一緒に見えてしまった。

「あ、はやてちゃん!はやてちゃんも今帰り?」
「ん?おお、なんやお二人さんお揃いか。」

あの人を見つけて、嬉しそうな顔をしたなのはの表情はとても綺麗で。
――……胸が、つきんと痛んだ。

「はやてちゃんも今日は早いんだね」
「今日は途中で講義抜けてきたんよ」

ふぁ~っと欠伸を一つ。
これから家に帰って課題レポートや、と気だるそうに笑った。

「大学も大変なんだね~」
「まぁ、うん。そやね……」

二人だけの空間に一人だけ置いていかれてしまった気がして。
繋がれていた彼女の手をぎゅっと握ると、柔らかに視線が向けられた。

「あ、ごめんね。フェイトちゃんにはまだ難しかったかな?」
「……そんなことないっ!私だって分かるよ」

――……だから、はやてとばっかりしゃべらないで。

親同士が仲がよく、物心ついた時から一緒に居た姉妹みたいな関係。
……そう思われてるのは、一番よく知ってる。

私だってそう思ってた。

はやてとなのはと私と。
優しいお姉さんみたいに慕ってた。だけど。

「ん、お邪魔しちゃ悪いから私は先に帰るな?」
「もう、はやてちゃんってば。久しぶりだから皆で帰ろうよ~」

分かってる。分かってる、けど。
……なのはは本当に鈍いんだよね……

はやての視線がこちらへと向けられる。

「ええかな?フェイトちゃん」
「……やだ」

ぎゅうっと彼女の手を握ると、困ったような表情が向けられたのが分かった。
分かったけど……納得できるほど、私は大人じゃ、ない。

「なんや、フェイトちゃんに嫌われちゃったかな?」

かがみこんで、笑いながらその手に頭を何度か撫でられる。

ごめんな、フェイトちゃん。と耳元で囁かれたその言葉に
――……ひどく泣きたく、なった。

「……はやて…お姉、ちゃ……」
「……うん、分かっとるよ。分かっとるから」

嫌いじゃ、ないんだ。
ごめんなさい、ごめんなさい。

「ごめんな…さっ」
「ええから。な?……大丈夫やから」

そのまま撫でられていた手が離れて、
「それじゃあ、また」と笑いながら手を振ったその背中を見送る。

「もう、フェイトちゃん。あんまりはやてちゃんを困らせちゃだめだよ?」
「……うん」

ぎゅっと繋がれたその体温が、痛くて。
嬉しくて、悲しくて。ぐちゃぐちゃで。

――……その気持ちのまま、家の前にたどり着いた。

「なのは」
「うん?どうしたの、フェイトちゃん」

私の声を聞き取ろうとかがみこんだその頭を両手で抱えて。

鼻腔にいつもより強く、甘い香りが広がる。
覗き込まれたその蒼が、近い。

胸がきゅうって苦しくなって。
ふいに、涙が零れ落ちるのを感じた。

「……好きに、なってよ」

まだまだ子供な私だけど、なのはを想う気持ちでは
絶対に――……誰にも、負けないから。

ぎゅうっと抱きしめていたその手に、温かい指先が触れて。
そのことに驚いて俯けていた顔を上げると、

――……眼前には、深い蒼。

「もう、大好きなんだけどな?」


そう言って少しはにかんだように笑ったその表情は。
いつも感じていた大人びたものではなくて。

――……凄く、可愛いと思った。

-----------------
フェイト→なのは→はやて

と見せかけて

フェイト→←なのはだったりするSS。

ちなみに9×15×19です。
予想通りにカオスになりました(マテマテ)

大好きななのはに子供扱いされてムキーとなるフェイトさん。
大人ななのはに近づきたくて、でも近づけなくて…みたいな感じでしょうか?
あこがれはりかいにいちばんとおいんだよ?というきょうくん、なもの。

フェイトの必死っぷりが凄いです。いえ、いつも必死ですが。

はやては「お姉ちゃん」だけどなのはは「好きなひと」なので呼び捨て。
という無駄な裏設定があったりします(どうでもいいよ)

なんか最近パラレルばっかり書いてる気が……;
前に書いてたのの続きも書きたいな~なんてちらっと思ったのですが

【一目ぼれ】はフェイなの的にBADENDだし、
(はやなのでなのはさんに膝抱っこされて撫でられながら、
「この温かい手も、優しい目も…全部はやてのものになっちゃうんでしょ?」
 って泣くフェイトさんとか。)
あまり見たい人いないんじゃないかな~と思ったので止めました。
切ないのは今の現状の長パロだけで十分だ!!(なら考えるな)

私は甘いのが書きたいんだ!とか言いながら

【私の彼女】と【私だけの彼女と彼女だけの私】は
モテる相手にやきもちやいて、最終的には楽器室やら車やらで
押し倒し年齢制限有りになりますのでこちらも止めました。

いやいやいや。あれ?

……気づけばあとがきのほうがカオスですよね、コレ?(逝ってこい)
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Author:汐薙
初めまして、汐薙と申します。
魔法少女リリカルなのはで活動中。

主な取り扱いカップリングは
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