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過去拍手内SS【夜空に咲く花よりも】


最近更新が止っていて申し訳ありません;
いやもう、ちょっと私生活が(主に仕事が)目も当てられない状態というか、
むしろ当てたくない状態と言うか。……言い訳ですねすみません orz
本当にもう、ご足労頂いたのに同じ記事のままとか……;
これはもう埋まってきたほうがいいですねわかります。

そんな状態なのに毎日ポチポチと拍手が頂けて、申し訳ない気持ちと
嬉しくてありがたい気持ちでぐるぐるしております。本当にありがとうございます。

大好きです!(自重

しかし、他のサイト様巡りも満足に出来ていないので
ガシガシとフェイなのフェイ分が削れていくんだぜ!(つ□T)

忙しいのも春までだ!頑張るよ!(煩い

SSの方は全然書いていないという訳ではなく、今ちょっとこそこそとしております;
それが落ち着いたらまた何か書いて投下したいな、と!
風花の方も更新していかないと……!

……やることいっぱいなのに思いつきで意味無くクロユーのいちはちとか書いてる自分自重。
クロノ限定でツンデレなユーノとか書いててホント楽しすぎる。お互いベタ惚れだよ(何がしたい


と。長い前置きで申し訳ありません;
ちょっと拍手からSSを引っ張り出しました。いや、時期的にこれはないな、と。
近いうちに何か書いて入れておきます、すみません;

ですので、今現在は拍手の二打目は空っぽです;





【夜空に咲く花よりも】



海鳴の夏祭りに行こう。
初めにそう声をかけてくれたのは、なのはだった。

ミッドに越してきてから2年目の夏。

熱さでどこかぼんやりとした思考のまま本局宿舎の相部屋へ帰り、
玄関のドアを開けるなり、満面の笑みを湛えたなのはに抱きつかれた。

私じゃなかったらどうするんだろう、なんて心配していると

「フェイトちゃん、明後日お休みだったよね?」
「明後日?……うん、そうだけど……何かあったの?」

「私も明日から2日間夏季休暇に入るの。それでね、あのね……?」


これ見て、と、なのはは嬉しそうに1枚のチケットを差し出した。
そこに書かれていたのは「納涼!海鳴市花火大会」という賑やかな文字。

「アリサちゃんがね、チケット送ってくれたの」

添えられた手紙には、その性格をうかがえるように整った綺麗な文字で、
「余ったから、もし帰って来られるようなら使いなさい」と書かれていた。

アリサらしい気遣いが垣間見えて、思わず頬が緩む。
だめかな?とこちらを見上げるなのはの頬にキスを落とし、リボンタイを緩めた。

「だめな訳ないよ。楽しみだね?」
「……うん!」



***



久しぶりに2人の休みが重なっての帰省。


浴衣に袖を通し、手を繋いでゆっくりと露店を見て回る。

お祭りの雰囲気も堪能し、夕涼みも兼ねゆっくりと歩いていると
辺りに花火の打ち上げ時刻を迎えるアナウンスが響き渡った。


「フェイトちゃん、始まるって!見に行こう?」
「うん、そうだね」

人垣を避け歩を進めていると、賑やかな話し声の中
それを切り裂くように夜空に大きな花が咲き乱れた。

辺りからは感嘆の声。
それを追う様に、どーん、と大きな音が響き渡る。

「ふにゅ~……やっぱり人、いっぱいだね」
「お祭りだからね。なのは、大丈夫?」
「うん、平気平気っ」

色とりどりの光が姿を見せて。
流れる光が空を彩り、落ちては軌跡を残し消えていく。

儚く、それでも人々を魅了して止まない花。


しばらくそれを見つめ、ふと視線を横に反らす。
向けた先には、周りの人たちと同じように空を見上げるなのは。
薄く開かれた唇からは感嘆の吐息が零れ、繋がれている手と反対の手に持った
カキ氷はその形を崩し、ゆっくりと溶けはじめていた。

その雫が手を濡らしても気にも留めず、咲き乱れる花に魅入られている様だった。

繋がれていた手の力は申し訳程度にしか入っておらず、
まるで隣に私がいることを忘れてしまったのではないか、そんな考えが過ぎった。

なんだか寂しくて、繋いでいた手のひらに力を込める。
すると、柔らかな視線がこちらに向けられたのがわかった。


「どうしたの?フェイトちゃん」

「……ん」


手のひらをくすぐるように動かし、指を絡めた。
そのまま少しだけ私の方へ引き寄せると、なのはがくすり、と笑った。

「もう飽きちゃったのかな?」

肩へ流れていた髪を一房手に取られて。
まるで子供をあやす様に、その流れに沿って、ゆっくりと肩へ撫で付けた。
その温度が心地よくて目を細めると、視界の端にまた花火が上がったのがわかった。

「ほら。花火、綺麗だよ?」

なのはもまた、嬉しそうに目を細め笑う。
見よう?と問いかけるように首を傾げられ、瞬間、結い上げられた亜麻色の髪が揺れた。

覗き見える細い項。

私の方が少し身長が高いため、薄く開いた浴衣の襟からは、
首から背中へと向かうなだらかな曲線を描いているのが垣間見える。

「……フェイトちゃん?」

問いかけても返事がない私を不思議に思ったのか、
身体がこちらへと向けられた。どうしたの?と見上げられる。
少し身体をずらすと、襟に隠れていた白い肌に、存在を主張するかのような紅。


それは、先日私が咲かせた花びらの一枚。


「なのは」

細い身体を包み込むようにして抱き寄せる。
鼻腔をくすぐる甘い香りと。腕に伝わる暖かな体温。

なのはに気づかれないようにそっと周りを伺う。
その視線は今も全て、空に映える花へ向けられていた。

視界の端の空に花が咲くのを見ながら亜麻色の髪を指先で退け、
細い首筋へ、そっと顔を埋めた。

「……っ、ん」


そのまま少しだけ腰を屈め、なのはの首筋に流れた汗をぺろり、と舐め取る。

……しょっぱい。舌内に広がったそれに胸が熱くなりながらも
舌先を何度か往復させ、少しだけ桜色に染まったそこを強く吸い立てた。

「ふぁ!」

引き剥がそうと私の肩口を押さえていた手が、びくり、と跳ねる。
先ほどよりも甘さがかかった吐息が耳元をくすぐった。

そっと唇を離すと、そこには――紅い花。


「私は、こっちの花の方が綺麗だと思うけどな?」
「ふにゃ……っ!!」


その言葉に顔を真っ赤にするなのは。
誰かに見られなかっただろうかと、きょろきょろと視線を這わせるその姿が可愛らしい。
思わず頬が緩み、笑いがこみ上げて来た。

私が確認を怠ったりするはずがないのに……。

ちょっとした悪戯心が芽生え、そのまま強く抱き寄せる。
更に顔を真っ赤にしたなのはは言葉を紡ごうとしてもそれが音にならないのか、
ただぱくぱくと唇を動かしていた。

もう一度辺りを確認し、人影を利用して周りから見えないようにして。

そっとその唇に、自分のそれを重ねた。

何度かついばむように触れると、初めの抵抗はどこに行ったのか
なのはは私の唇の動きに合わせて、啄ばみ返してくれるようになった。

漏れる吐息を逃がしたくなくて、更に深く口付けると
赤い顔のなのはが私の浴衣の袖口を、少しだけ震える手で、きゅ、と掴んだ。

「……は、んぁ……」
「……ん」


視界の先の空に、また花が咲く。


なのはの目元に溜まった涙をそっと指先で拭い、
そのまま唇を滑らせ、また細い首筋に唇を押し当てた。

「ねぇ、なのは」
「……ん、ぅ……?」


「花火が上がる回数だけ、こっちにも咲かせてあげようか?」




END
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>namelessさん

そうなんです。フェイトさんこれでもきっと頑張って自重してるほうなんじゃないかな、t(ry
もうなのはさんってば無意識に誘うからフェイトさんはいつだって限界GIRIGIRI☆みたいなwww
しかしこうも考えられます!実はなのはさん、ワザ見せたんだとしたら……ほら!ね?! (何だ
すみません、テンション上がりました(逝ってこい

あああ、そこに反応して頂けると物凄く嬉しいです!何気に一番気合を入れました!(笑
いいですよね!緩めるしぐさ!www 同志様!www
嬉しいお言葉、本当にありがとうございましたww

って、ちょ、namelessさんwww 待って下さいwwそ、そんないい笑顔しないで!www
彼らのいちはちとか見たい方いないですよ多分wwww
WEB拍手
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プロフィール

汐薙

Author:汐薙
初めまして、汐薙と申します。
魔法少女リリカルなのはで活動中。

主な取り扱いカップリングは
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