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【私の彼女は……(フェイト談)】


仕事行く前にちょちょっと更新を。

本来なら優しい煉獄の続きを上げようと思っていたのですが、
書いていて予想外にMPを吸い取られたので、次回にということで。ゴフ。
助けてなのはさん(ぇ


ということで、ほぼ自己満足なMP修復的に書いた短篇を。

【私だけの彼女と彼女だけの私】 の続編、かな?

19歳フェイト×15歳なのはです。

いつの間にかシリーズ化しつつある今日この頃。
勢いで書いたのでまとまりがない上にものっそ長いです; すみません;
仕事から帰ってきたら少し手直しするかも……です。

コメントのお返事は暫しお待ちくださいませ;
本当に申し訳ありません(土下座

では、大丈夫!という方のみ続きからどうぞw



パシャパシャとカメラのシャッターが切られる軽快な音。
眩しい位の光の中、それでもなんとか頑張って目を細め、まっすぐ前を見つめる。

綺麗な金色は、きらきらと輝きを増して一際存在感を放っていた。
身体が動かされる度に、それがふわりと揺らいで。
ふとした瞬間に見える黒のリボンが意識を引き締める。

やさしい笑顔。カメラマンさんの指示通りに少しだけ頬を緩めると、
刹那、その笑みに人々の目が釘付けになっているのが分かる。

小さく聞こえる感嘆のため息。

まるで、世界中の光を一身に集めたような、どこまでもひどく綺麗なその人。
――それに対して。光の的から外れ、やや薄暗くなった部屋の片隅に居る私。

なんだか居心地がよくなくて。そわそわとしていると、腰掛けていたパイプ椅子がきしり、と、
微かに辺りに音を立てた。音を止める為慌てて手で押さえると、手のひらにじわりと冷たい感触。
少しだけ腰を深く掛けると、ブーツのつま先がこつんと鉄パイプにぶつかり、小さな音を立てる。
さらに慌てて辺りを見渡すと、周りの目は依然眩い彼女の方へと向けられていた。
撮影の邪魔にならなかった。そのことに安心して、ため息を一つ。
未だ光の輪の中に居続けるその人へ再度視線を向ける。

人を惹きつけて止まない、綺麗な女性。フェイト・T・ハラオウン。

人気女性雑誌の専属モデルであり、若い女の子の憧れの存在みたいな人。
そして私の幼馴染でもあり、…………恋人。な、はず。

左手に持っていた缶のミルクティーをそっと握り締める。
なんだか胸がむかむかして、鼻がつんとした。

私の知らない人たちに、私の知らない笑顔を向けるフェイトちゃんがなんだか嫌だった。

ふと、フェイトちゃんが居た光の輪の中に、もう一人の女性が入ってきた。
どうやら今度は二人での写真を撮るらしい。にこにこと笑顔を向けその人と話し込んでいる。

あまりファッション関連に詳しくない私でも、その人は知っていた。
フェイトちゃんと同じくらいに他社の雑誌に載り出した八神はやてさんだ。
顎先で切りそろえられた深い茶色の髪の毛が揺れる。

二人とも何だか眩しくて、痛んでいた胸が更に痛んだ。
相変わらず楽しそうに話し込んでいるはやてさんとフェイトちゃん。

――そんなに近づかないで。

なんだか息が詰まって苦しかった。……分かってる、これはやきもちだって。
でも、今の私にそんな資格、あるのだろうか?

今の私は、ただ現場の見学に来ている、一般人。

真っ直ぐに前に向けていた視線を俯ける。もやもやとした気持ちのやり場に困って、
所作なくスカートのプリーツを撫でてみたりする。


よければ、撮影に同行して欲しい。

フェイトちゃんにそう告げられたのは一昨日のことだった。
その時は眠くて、すぐには頭が回らず、フェイトちゃんが何を言っているのか分からなかった。
少しだけ気だるい身体を撫でてくれるフェイトちゃんの手のひらが温かくて。
そっと寄り添うと頬にじんわりと温かな体温を感じられて心地よくて。

とろん、と瞼を閉じる。すると、少しだけ笑いを含んだフェイトちゃんの声がした。

「ああ、ほら。寝ちゃだめだよ? なのは」
「んー……」

眠気を飛ばすために、ふるふると頭を振る。
先程よりは幾分はっきりした思考の片隅で、ああ、日曜日だし……いっかなって。
それに、お仕事をしているフェイトちゃんをまだ見たことがなかったから。
ちょっと見てみたいなって気持ちもあった。

「……行く」


――と、答えたはいいものの。
撮影所なんて行くのはもちろんのこと初めてで変な格好をしていったら笑われてしまうかも知れない。
自分だけのことなら別に気にならないけれど、フェイトちゃんまで何か言われてしまうのは嫌だった。
そんな風に思って慌てて買い物に行ったのは昨日のこと。一緒に買いに行くと騒いだフェイトちゃんを
部屋に閉じ込めて……もとい。宥めて、アリサちゃん達と買いに行った服。

つい、とスカートの端を指で摘んでみる。ぴん、と引き伸ばしてみると
さらりとした生地に真っ直ぐな皺が出来る。

……やっぱり……似合わなかったのかな……。

いつも来ているカジュアルなものとは違い、ちょっとだけ洒落たものを選んだつもりだったのにな。
驚かせようと撮影所となるスタジオ前で合流した時、フェイトちゃんは何も言ってくれなかった。

「……別に、何か言って欲しい訳じゃなかったんだけど……」

それでも新しいものを買ったのなら、それに対する反応が気になる訳で。
それが恋人に対してなら、なおさらな訳で。

「……でも、フェイトちゃんからしたら……あまりよくなかったのかな……」

モデルのフェイトちゃんからしてみたら、私の格好はやっぱり変だったのかも知れない。
学生だから仕方ないって思われちゃったのかな? だから何も言わなかったのかも……。
そう思ったら、なお更に居心地が悪くなった。

はぁ、とため息を一つ。


「おや。おっきなため息。……どうしたん? つまらないんかな?」

この辺りでは聞きなれない独特な訛りを含んだ言葉遣い。
俯けていた顔を上げると、フェイトちゃんと共に光の輪の中にいた彼女の姿。

「あ……はやて、さん?」

予想もしていなかった事態に、少しだけ声が掠れる。
緊張からか、一気に喉が渇きを訴えた。

「ああ、そんなかたっくるしい呼び方せんで、はやてちゃんって呼んでな?」

にこにこと笑顔を向けるその人。
フェイトちゃんの洗練された端正な顔立ちとは違い、愛くるしいその表情。
あ、でも、と少し言葉が詰まった私を見て、また笑った。

「ほら、はやてちゃん。言うてみ?」
「……はやて、ちゃん?」

そう呼びかけた私に満足したのか、マネージャーさんが持ってきた小さな鞄を受け取り、
はやてちゃんはその中から袋の飴を取り出した。ぱり、と小さな音がしてセロファンが剥がされる。
その一つを手渡され、私が受け取ったのを確認してから自分も一つ取って口に含んだ。

「もうすぐフェイトちゃんも終わると思うから。もうちょっと待っとってな?」
「……あ、はい」

その言葉に視線をフェイトちゃんのほうへと向ける。
先程着ていたボレロをいつの間にか着替え、今度は薄手のコートを身に纏っていた。

「……ここ、狭いやろ? もうちょお、前に来ればええのに」

はやてちゃんは辺りを見渡しながら、そのまま私の方へと視線を向けた。
そのまま、にたりと。そう、先程までの笑顔とは違い、にたりだ。
まるで悪戯を思いついた子どものような表情で、私の頬をつんつんとつついた。
そのままむにむにと頬っぺたを手のひらで撫で回される。

そんなことをされたのは初めてだったし、それに目上の人だから、
どう対応したらいいのかわからず、とりあえず逃げるべく身を捩ってみる。

「あはは~。しっかし噂通り、可愛ぇ子やね。これはフェイトちゃんの言う通りやったな」
「……え?」

あ、飴さんもう一つ舐める? というその言葉に首を振ると、はやてちゃんは鞄にそれをしまった。

「フェイトちゃん、いっつも自慢してるんよ? なのはがどうとか、なのはがこうとかって」

まったく、甘ったるくてお腹いっぱいやよ。とはやてちゃんが笑った。


「……でも、私、」

言いかけた私の言葉を、はやてちゃんが制した。

「でな? 前に、ほんまにそんなに可愛ぇんか~?って。
 そんな感じで、ちょおからかったらフェイトちゃん、えらいムキになってな?」

私の恋人は世界一、ううん、宇宙一可愛いんだ!ってスタジオ揺るがすくらい叫んでな、と。
そんな光景を思い出したのか、はやてちゃんはお腹を抱えて笑い出した。
ツボに入ってしまったのかバシバシと膝を叩いて。最後の方には呼吸困難に陥りかけていた。

そんなことを言われた当の私は、ただ顔を真っ赤にさせるしかなくて。
とうとう最後はごほごほと咳き込んでしまったはやてちゃんの背中を撫でると、
ようやく落ち着いたのかはやてちゃんが顔を上げる。

「……また、遊びにおいでな?」

ま、私が言えることやないんやけどね、と。はやてちゃんがゆったりと笑う。
その時初めて、私はこの人の形容は”可愛い”ではなく、”綺麗”なんだと知った。

「ありが……、」

胸が熱くなって。お礼を言いかけたその時に。
熱くなっていたその胸が、がしっと掴まれた。

「……え?」
「おお、まだまだ成長段階。将来有望ってとこやね。さすが学生さんや」

むにむにと私の胸を揉み、なんだか批評みたいなことを言ってるはやてちゃん。

「な、ななな……!?」


思わず口をパクパクさせていると、

「はやてーーーーー! 私のなのはに触るなああああああ!」
「ぶふお!」

叫び声と共に、どこからともなくパンプスが飛んでくる。
ぱこーんと側頭部に硬いつま先がヒットしたはやてちゃんが、なんともいえない声を上げた。

うあ……痛そう……。

急な展開に付いていけず、そんな様子をぼんやりと見つめていると。
不機嫌全開。といったフェイトちゃんが駆け寄って来るのが見えた。

「行こう、なのは!はやての傍にいたら危険だからっ!」

私だって何度されたことか、と、ぶつぶつと呟いてる。
――フェイトちゃん、されたんだ……?

「え、でも……さ、撮影は!?」
「終わった!!」

後ろを振り向くと苦笑いのスタッフさん達。
更に視線を下げると、はやてちゃんがひらひらと手のひらを振っているのが見えた。
それに振り返すと、私の手を握るフェイトちゃんの手のひらに、更に力が篭ったのを感じた。



「それで? ……はやてとは何を話してたの?」

連れてこられたのは、小さな休憩室。
撮影所のことは分からないけれど、この時間にしては珍しく私たち以外、姿が見えなかった。

ぶうん、と小さく音を立てる自動販売機と。かちかちと鳴る時計の音。
すぐ傍にソファがあると言うのに腰を掛けず、なぜか私は壁へと押し付けられていた。
壁へと縫いとめられた両手を掴むその手には力が入っておらず、なのにそこから動けない。

深い赤に、捕らわれて。

「……別に、変なこと、話してないよ?」
「…………ふぅん」

頭一つ分低い私に合わせる為、フェイトちゃんが腰をかがめる。
唇が、触れるか触れないかぐらいにまで近づいて。

「じゃあ、なんであんなに嬉しそうだったのかな?」
「……え?」

少し拗ねたようなフェイトちゃんの声。

「……何度も視線向けてたのに。気づいてくれなかったし」

お仕事に一生懸命で、こっちは見てないと思ってたのに。
気にしてくれてたんだ、それがなんだか嬉しくて頬が緩んだ。

「もう……聞いてるの? なのは」

そっと唇を寄せる。
すると、驚いたようにフェイトちゃんが目を見開いた。

少しだけ啄ばむと、すぐに深い口付けを返される。


「……大好きだよ、フェイトちゃん」

そっと。囁くように呟く。
回答をはぐらかされたせいか、フェイトちゃんは少しだけ眉を引き下げて。

「私の方が大好きだよ。絶対」

私の腕を縫いとめていた手とは反対の手が動いて。
かたん、とドアノブの鍵を閉める、高い金属音がした。

そのまま。耳元に唇を寄せられて。

「……その服、よく似合ってるよ。可愛くて、見る度にずっとドキドキしてた」
「本当に?」

うん。と頷いたフェイトちゃんの指先に、ゆっくりと顎先をなぞられて。
首筋にまで引き下ろされると、ぞくりと甘い痺れが身体を巡りだす。


「……せっかくだから、今日はこのまましようか?」


少しの笑いを含んだフェイトちゃんの声。
冷たい指先が、まくりあげた裾先から肌を撫で上げて。

「……ふぇ!?」

危険を感じ慌てて身を捩る。
すると逃がさない、というようにフェイトちゃんに噛み付くようなキスをされて。


「私が……どれだけ君のことが好きか、分からせてあげるね、なのは」





耳元で、熱を帯びた低い声がした。




END?
---------
まだまだ子どもななのはさんと、大人な余裕的なフェイトさん、そんな何か。
いや、でもどう見てもフェイトさん余裕ないですよね(笑

手玉に取ってるようで、取られてます。

そしてオチは一緒なんだぜ!的な。
意識しないで書くと必ずフェイトさんがなのはさんを襲うという罠。


この後、スポンサーの目に止まったなのはも……!?な展開があったりなかったり。
そのことでフェイトさんが……!な感じもあったりなかったり。

そんな続きがあるかも知れないしないかもしれない(マテ


しかしもっとこう、

「フェイトちゃんのバカー!変態ー!!」
「怒ったなのはも可愛いよハアハア(*ノノ)」

みたいなライトなノリの物は書けないんだろうか、自分 orz
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いつもの如くフェイトさんの変態が見れてよかったです!!
あとはやてさん自重WW
あっ!!なのはさんは日々可愛さが進化してます!!

ヤキモチ妬いてるなのはさんはかわいいなぁ。
そして年上でも余裕ないフェイトさん、素敵です、かわいいです。

フェイトさんかわいいよ、フェイトさん。

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>イルカさん

ありがとうございますw やっぱりこのノリを書いてる時が、一番素なのかも知れません(笑
はやてさんはものっそ輝いてますねー!www 動かしやすかったですww
なのはさん可愛いって言って下さって嬉しいですw 本家には到底手も届かないくらいに敵わないですがww
なのはさんの可愛らしさを全て書き表せないのが悔しいくらいですよ(つ□T)



>かずきさん

ありがとうございますー!
フェイトさんはなのはさん限定で全てにおいて余裕がなくなっていればいいと思います(笑
フェイトさん可愛いよフェイトさんwww



>TOMさん

ヤキモチいいですよね!(ドーンww  恋愛のスパイスですよー!www
そして。フェイトさんはなのはさん襲ってなんぼですよね!TOMさんなら分かって下さると思った!ww(こら
フェイトさんは運動神経抜群なので、それはそれは剛速で飛んでいったことでしょう(笑
そのうち、空飛ぶパンプス(はやて限定)とかでスタジオの七不思議と化してそうですwww

こちらこそ、読んで頂きありがとうございましたー!
新作はまったりとお待ちしておりますw あまりご無理はなさらないで下さいね?
いつだって陰ながらこっそり応援しております!www



>namelessさん

はやてさん出して見ました!www そうなんですよ、はやてさんが居ると和みますよねww
行き過ぎるとコメディになりますが(笑 はやて師匠、もそっそいいい笑顔で揉みしだいてたと思いますwww
なのは馬鹿な狼フェイトさんいいですよね!!ww 同志さまだーーー!
そして、

>そして翻弄されつつ嬉しくて甘えちゃうなのはさんがかわいくて堪らないw

で す よ ね ! 
さすがnamelessさん!わかってらっしゃる!大好きだ!(自重



>まーぴょん さん

エロ薙ですから!(ドーンwww

そうなんですよね、はやてあって、みたいなところが。
初々しい話じゃなくてすみませんw ほら、書いてる人間が初々しさとか当の昔に投げ捨ててきたかr(ry
フェイトさんのヘタレ狼属性はなかなか抜けませんねー(笑

おあああ、嬉しいお言葉、ありがとうございます!
次も頑張りますー!



>サンぽんさん

ちょwww あれかwwww
15才なのはちゃんのお胸を鷲づかもですよ…うぅぅぅ羨ましいぃ!!!はやてさん、変わってくだs(ザンバー
発育途中の、小さいながらも綺麗な手のひらにフィットするサイズですよ(*ノ□ノ) ハアハア

>まだまだ、重力に逆らう気まんまんのお胸

↑これに吹きましたww そうですよ!逆らう気満々ですよ!ww
よし、サンぽんさんの許可が下りた!フェイトさん、思い切り食い散らかすんだっ!!!(何言って

WEB拍手
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プロフィール

汐薙

Author:汐薙
初めまして、汐薙と申します。
魔法少女リリカルなのはで活動中。

主な取り扱いカップリングは
フェイト×なのは
はやて×なのは です。

リンクフリーですので、貼るも剥がすもご自由にどうぞw
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