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【私の居場所】

フェイト視点です。ヴィヴィオはやっぱり可愛いですね~w
大きくなったらママ達より……。な設定にはかなりヴィヴィりましたが……;;



==========

もう、ずっと一緒にはいられないんだ――……。


機動六課メンバーでの2次会の後、あてがわれた部屋へと向かう足取りは重くて。
横目で、笑顔でおしゃべりをしているなのはとヴィヴィオを見つめながら、

――……ただ、そんなことをぼんやりと考えていた。



なのはは戦技教導官として。私は執務官として。
――……お互いの職場へ戻っていく。離れていく。


ふと、胸がつきんと――……痛んだ。



なのははヴィヴィオの保護責任者になって。お母さんになった。
だから、なのはとヴィヴィオは”家族”になって。


――……じゃあ…、私は?


後見人の私は――……なのはとヴィヴィオの”家族”でいいの?
もしかしたら、私は――……家族にはなれないの?



――……六課が解散したら、もう、私は2人の傍に居られない?

その考えにじくじくと痛む胸元を押さえて……俯いた。



「どうしたの?フェイトちゃん?」

ふと、隣から優しい声が聞こえて。
顔を上げると、やんわりとした笑顔の、彼女。


「なのは」
「うん?」

――……なのはとも。ヴィヴィオとも……もう離れたく、ないよ。



「……3人で……一緒に、暮らそうか」


口からするりと漏れ出したのは――……ずっと言えなかった気持ち。
なのはを困らせるかも知れない。そう思って隠してきた私の…本心。


「フェイトちゃん」

いくばくかの沈黙の後で、少し怒気を孕んだなのはの声が誰もいない廊下に響いて。
ぎゅっと瞑った目を見開くと、眼前にはやっぱり少しだけ怒った表情の、なのは。


目が合うと微笑まれて、その笑顔のままで、チョップをされた。



「へぶ……っ!な、ななな、なのは??」
「……フェイトちゃんのバカ。」


顔をしかめたままで俯いて。


「何にも言ってくれないから。もしかしたらフェイトちゃんは
 そう思ってないのかなって。……すっごい……不安だったんだよ?」

「――……うん、ごめんね……なのは」


ぎゅっとその柔らかい体を抱きしめると、鼻腔を甘い香りがくすぐる。
そのことになんだか無性に泣きたくなって。

――……涙を堪える様に。更に力を入れて抱きしめる。


「……なのはママ?フェイトママ?」


ふと足元からする不思議そうな声に目線を下げると、
やはり不思議そうにこちらを見上げているヴィヴィオの姿。

頭に手を置いてゆっくりと何度か撫でると、えへへ、という嬉しそうな声が聞こえた。


「私も……ヴィヴィオと一緒に暮らしていいかな?」

「フェイトママもなのはママも…ヴィヴィオといっしょ?」

「うん、そうだよ、ヴィヴィオ。フェイトちゃんも一緒だよ?」



そう言うと、ぱあっと花が開いたような笑顔を浮かべて。
うん、うん!と何度も頭を縦に振って。

――……両手をいっぱいに広げてぎゅっと抱きつかれた。


「みんな、いっしょ!」
「うん、一緒だよ。なのはも、ヴィヴィオも私も。皆一緒」


ぎゅっと優しく力を入れて両腕でしっかりと抱きしめる。

隣には、桜色の頬に染まった、なんだか泣きそうな顔のなのは。
その目に浮かんだ涙を指ですくって微笑むと、柔らかな笑みを返される。


「ずっと一緒だよ、なのは」
「うん。……ずっと、一緒」


抱きしめていたヴィヴィオの頭を右手で軽く胸元に押し付けて。
ヴィヴィオには見えないように。なのはと触れるだけの、キスをした。


そのまま何度か啄ばむようにキスをすると「う~」と
胸元から苦しげな声が聞こえて――……


「フェイトママ、苦しい~」
「あああ!ご、ごめんねヴィヴィオっ」


そっと身体を離して、またヴィヴィオの頭をゆっくりと撫でる。
目線を隣に移すと、「もうっ」と、顔を真っ赤にしたなのはに
こつんとおでこを叩かれた。



「とりあえず、今日はもう遅いから寝ようね?」

柔らかな笑顔のなのはと、

「うん!」

元気な声のヴィヴィオ。



そんな2人を見つめて。なんだか心は凄く凄く暖かくて。
――……自然と笑みがこぼれた。


「よっし。じゃあおいで~ヴィヴィオ」

そう言って両手を広げて、駆け寄ってきたヴィヴィオを抱き上げる。
落ちないように膝裏に手を回して、

「ヴィヴィオ、おっこちないようにね」
「うん」

ぎゅっと頭の後ろに手を回されたのを確認してから、
空いていた方の片手をなのはに差し出す。

「なのは」

きょとんとしていたなのはの左手を握って、指を絡める。
繋がったところから脈打つ鼓動が、とても心地よかった。


「部屋、戻ろっか」
「……うんっ」

繋がれた手を、ぎゅっと握り返される。

「戻ろう?フェイトちゃん」



――……満面の笑顔を浮かべた彼女は、やっぱりとても綺麗だった。




END
--------------------------

はい。フェイトパパ誕生話……ということで。
メガミマガジン見てたらふと書きたくなりまして……。


本当は暮らし始めてからの話を考えてたんですが……
うん。……書いてて予想外にプロローグが長くなったんだ。


またかこの考えナシめ! ∑(@□@)イイカゲンニシロヨ!


続きは今のところは書く予定は……うん。





では、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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汐薙

Author:汐薙
初めまして、汐薙と申します。
魔法少女リリカルなのはで活動中。

主な取り扱いカップリングは
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